SALTRY (SIGNED)
SALTRY (SIGNED)
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SALTRY(サルトリー)を直訳すると「蒸し暑い」となるが、バリと日本とではニュアンスが少し違うようだ、どちらかといえば蒸し暑い中、開放的なムードでお酒を飲むイメージに近い意味らしい。たしかにページを捲るたびに、バリの強い湿度と日差しを感じ、喉が乾く感覚を覚えるから面白い。喉の渇きを潤そうと、お酒を飲んでも直ぐに汗になってしまうのだろう。その土地の文化や国民性はやはり、その土地の風土から生まれる。そんなバリ特有の空気感を感じれる1冊。前回のヨーロッパ渡航を記録したPhotoZine「PORTE 扉 DOOR」に続く第二弾。彼女が過ぎゆく時間を逃さないように、しっかりとおさえる気持ちでシャッターを切った旅の記録。
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初めてのバリは、想像の何倍も暑く蒸していました。常に汗が滴り落ち、髪の毛が肌に張り付くような環境ですが、バリで過ごす人たちは皆、路上で飲食したり、プールに入ったりビーチでお昼寝をしたり。日本では蒸し暑いことはとてもネガティブに捉えられますが、ここで過ごす人たちは、そのような環境を楽しんでいました。そしてもう一つ印象的だったのが、バリでは石や木、レンガなど素材が全て本物でした。日本の建築物のように機能性は高くないかもしれませんが、さまざまなお店に足を踏み入れるたびに重厚感を感じ、また、竹で組んだ足場やレンガを組み上げている職人をよく見かけたのもまた印象的でした。SALTRYはそんな現地の空気が伝わるといいなと思って作りました。
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東夏瑚 [ひがしなこ]
グラフィックデザイナー
1997年生まれ、 福岡県出身。主に写真や文字を使った表現を得意としている。現在、自身のバックグラウンドを辿るため、地方や自然などについてのリサーチを積極的に行っている。東京都在住。
https://www.instagram.com/nako_gg/
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Year:2024
Size:21×29.7cm (A4)
Pages:28
Limited:-
Publisher:self publishing